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体験型ショールーム《LIXIL住まいStudio》体感レポート①

こんにちは!
先日、快適な住まいついてブログを更新しました。
家づくりはまず断熱性能を考えることから

豊かな暮らしとは?

これが本当なのか確認するため、当社スタッフ全員で、大阪の「LIXIL 住まいStudio」へ行ってきました!

住まいStudioは、住宅の断熱・気密性能の違いによる冬の室内温度の感じ方、夏の強烈な陽射しの対処方法など、一年を通して快適・健康・省エネな暮らしをおくるために必要なことを学んでいただける「体験型ショールーム」です✨

昔の家/今の家/これからの家の3つに分かれた戸建てをイメージしたブースの中で、それぞれの家での冬の寒さを体感出来るようになっています。
床の上にスリッパを脱いで立ったり、座ってみてどのように温度を感じるかを実感 !
また、断熱材や窓、壁の違いによる「冷え」の感じ方など手で、身体で触れて/見て、比較体験をしました!

昔の家 今の家 これからの家を比較

どの家もエアコンを20℃設定にしています。

まずは昔の家(昭和55年度基準)の体験ブースへ

設定基準は昭和55年(1980年)。
ちょうど44年前を想定した家の作りを再現していて、当時の「 省エネルギー基準 」による住宅をを体感できます。
実際に今、日本の一戸建ての7割がこの基準で建った家だそうです。
私の実家のイメージにとても近かったです。

 

 

入った部屋はモダンな洋間でしたが、パネルの説明のイラストの方が当時の実際の家をより忠実に再現しています。

こたつにストーブ、お子様達も背中が丸まり寒そうですね。昭和55年(1980年)、当時まだエアコンは一般的ではありませんでした。

こちらサーモグラフィの画像です。
見て分かるようにスタッフの身体以外は、温度の低い青色になっています🥶
エアコンをつけていても、足下まで暖房効果が循環しておらず冷えていることがこの画像からもわかります
窓も温度がかなり低いですね。

窓のそばのダイニングテーブルに座ると、背筋がひんやり💦
窓のそばにいると寒いので、この時代は再現イラストのように、家の真ん中でコタツに丸まっていたんですね🐈
実家暮らしのコタツにストーブの暮らしを思い出しました。

とにかく床が冷たくて、『寒い寒い』とスタッフが全員声をそろえていました。
年間の暖房費をこの家の基準で計算すると28,000円になるそうです。

続いて、今の家に来ました!

今の家の設定は平成28年(2016年)。
数年前の基準で建てられた家を再現しています。
昔の家の省エネルギー基準よりも、より断熱性能の向上が求められる造りとなっています。

今の家のイラストです。
昔の家は寒そうでしたが、平成28年(2016年)の今の家は快適に過ごしているのが分かります。

こちらの今の家の中でも、座ったりスリッパを脱いで温度が違うかどうかの体験をしましたが、
多少の温度差は感じたものの昔の家の時ほどではありませんでした。ただ、まだ室内は少しひんやりと感じました。

今の家の、サーモグラフィの画像です。
昔の家に比べると変化ありますね!
どのスタッフの足元も黄色やオレンジ色で、足元の体温が下がっていない事が判ります。
しかし床や窓周辺は温度の低い青色になっています。
断熱材も昔の家のものより、壁の間に隙間ができにくいものに進化しているようです。
また、年間の暖房費をこの家の基準で計算すると13,000円で、昔の家の基準より15,000円も抑えられています。

 

窓ガラスにも触りましたが、今の家基準では複層ガラス(二重ガラス)となっていて、外気の冷たさを感じません。
外気との気温差があまり無いという事は、結露のリスクも減ってきます。

 

昔の家と変わったころは、2003年に設置が義務化された24時間換気が設置されています。
これは第三種換気とよばれる換気方式です。
しかし、サーモグラフィをみると換気の周辺は温度がかなり低いことがわかります👇

 

外に熱が逃げている状態なので常にエアコンをガンガンにかけていないと部屋が温まらないですね。
換気方式もどのタイプを選ぶか重要です。

 

続いては「これからの家」へ。

HEAT20 G2基準となっています。
HEAT20 G2は、高断熱・高気密で気温差の無い居住空間を提唱したグレードです。
先に昔の家でも述べました「ヒートショック」の心配も減り、健康で快適に暮らせる住まいとなっています✨

これからの家のパネルイラストでは、家そのものの断熱効果が高いため冬でも家族全員が軽装です(⌒∇⌒)
カーペットもなくペットにも嬉しいですね。
また、窓ガラスはLIXILの高性能ハイブリッド窓、サーモスXを採用。
従来の複層ガラスよりも、更に30%の断熱性の向上が図られた窓となっています。
窓の断熱効果も向上しているので窓際で床に座って快適に遊ぶことができています。
これからの家はどこいにても快適なので、家全体を使うことができます✨

 

これからの家のサーモグラフィです。
入室時は今の家と比べて温度差はないように感じましたが、
サーモグラフィで確認すると、身体全体がオレンジというよりも赤い色で表示しており、寒さ・冷たさを感じていない事がわかります!
そして、年間の暖房費はこの基準では7,000円。今の家の13,000円と比較して約2分の1まで低く抑えられています。

 

 

これからの家で使われている「熱交換喚起システム」の説明図です。第一種換気という方式です。
一般的な24時間換気システムと違い、熱交換喚起システムでは外気を冬は温め、夏は冷やして家の中に取り入れる事が可能な、省エネを叶えたシステムです。

 

 

3つの部屋を比べたものです。
差があるのがよくわかりますね( ゚Д゚)

断熱性能が悪いとエアコンの電気代が高くなるということももちろん気になりますが、
断熱性能が良いと、エアコン弱めで過ごせて、室内が温度差がなく暖かいという快適性はやっぱり魅力的です。

次は、冬の屋外(外気0度)断熱の違いの体感レポートです✨

体験型ショールーム≪LIXIL住まいStudio≫体感レポート②